結論から言うと カードをカラーコピーしてつかいます。実は結構みんなやっていて、この行為自体をプロキシと呼ばれています。今回はこのプロキシの作り方を説明していきます。
気を付けてほしいのが、プロキシは公式大会はもちろん、その他の大会でも禁止されている場合もあります。また、そうでなくても対戦相手には許可をとったほうがいいでしょう。
流れとしては、デッキのデータを印刷して、それを裁断してスリーブに台紙と一緒に入れます。これで本物のポケカと見分けつかないプロキシができあがります。
では、以下の手順に沿って説明していきます。
印刷する為の元のデータは、公式のデッキ構築ツールを使います。作りたいデッキのデッキコードを用意しましょう。デッキコードを知ってる人は次の手順へ進んでください。
デッキコードとは
公式のデッキ構築ツールには、デッキコードというデッキをだれでも再現できる便利な機能があります。デッキコードはデッキ作成時に発行されます。発行されたデッキコードを再度入力することで作ったデッキを共有することが可能です。
例えば、あなたが公式のデッキ構築ツールでデッキを作り、デッキコードをメモって友達に共有します。友達はこのデッキコードを公式のデッキ構築ツールで入力することであなたの作ったデッキを確認できます。
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デッキのデータをPDFにするには、有志の方が作ったお便利ツールを使います。
こちらのサイトからデッキコードをPDFにできちゃいます。作者さんありがとうございます。このサイトマジで便利です。コレが無ければ画像をコピーして貼り付けてみたいな作業をする必要があり結構大変です。
ちなみに、PDFとは紙や文書のデジタル化したフォーマットで、PDFにすることでプリンターなどで印刷することが可能になります。
PDFファイルができたので、プリンターを持ってる方はそれをA4の紙に等倍で印刷しましょう。
プリンターを持って無い方はUSBに入れてコンビニで印刷してください。USBも用意するのが面倒という方は自分がやった方法を参考にしてください。
コンビニでカラープリントすると1デッキ分の印刷で400円くらいだったはずです。
プリンターもUSBもない人がコンビニでPDFファイルを印刷するには
スマホにPDFファイルをダウンロードしたら、各コンビニで対応してるコピー機のアプリをダウンロード、アプリの手順に沿って印刷してください。
さあ、あと一息ですよ。ここが最後の手順です。
印刷物をカッターなどで切りましょう。実はこの切る作業が一番つらいです。定規、カッター、カッターマットがあると捗ります。
裁断したらスリーブに台紙と一緒に入れましょう。ここでの台紙はいらないカードで十分です。ポケカやっているのであれば使わないようなカードは沢山もってますよね。いらないカードが便利になるときが来ました。
これですべての手順が終わりました。完成です。
プリント代とスリーブ代と台紙代で1デッキ1000円もしないで好きなデッキが手に入ります。
ポケカは楽しいですが、デッキを一つ揃えるのには結構お金がかかります。けど強くなるには、色々なデッキを触ることが重要ですよね。今回紹介したプロキシを使えばコストを抑えて練習ができます。
改めて言いますが、プロキシは大会では禁止されていますし、相手によっては嫌がられるので注意してください。そのうえで、是非試してみてね。